2019年11月10日に任期満了につき投開票となる茨城県高萩市議会議員選挙(高萩市議選)。
こちらの記事では高萩市議会議員選挙2019の開票結果を、自治体による開票速報やNHK最新の出口調査などを元に随時更新していきます。
また、高萩市議会議員選挙2019に関する実施概要や日程(告示日・投票日)、期日前投票情報、立候補者名簿一覧と党派別情勢、当選者落選者の得票数、選挙投票率などについてもご紹介します。
Contents
高萩市議会議員選挙2019の開票速報・開票結果・当選者・NHK出口調査情報
高萩市議会議員選挙2019の開票結果は開票速報が発表され次第、得票数順に随時こちらに追記していきます。
情報源は自治体の選挙管理委員会事務局やNHKなどの各種報道メディアなどを元に更新していきます。
※最新の出口調査情報なども情報が入り次第随時更新
- 定数・立候補者数:
- 開票時間:
- 開票場所:
- 有権者数:
- 投票率:投開票後に追記
高萩市議会議員選挙2019の立候補者名簿一覧や定数・党派別情勢
氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
寺岡 七郎 | 77 | 男 | 無所属 | 現 | 無職 |
田所 和雄 | 68 | 男 | 無所属 | 現 | 会社員 |
飯田 毅昭 | 58 | 男 | 無所属 | 現 | 製麺業 |
坪和 久男 | 65 | 男 | 無所属 | 現 | 無職 |
根本 茂 | 61 | 男 | 無所属 | 現 | 無職 |
岩倉 幹良 | 78 | 男 | 無所属 | 元 | 無職 |
我妻 康伸 | 51 | 男 | 無所属 | 現 | 無職 |
森田 省一 | 69 | 男 | 無所属 | 新 | 無職 |
今川 敏宏 | 57 | 男 | 公明 | 現 | 党支部長 |
渡辺 悦夫 | 67 | 男 | 無所属 | 現 | 行政書士 |
大森 要二 | 60 | 男 | 無所属 | 現 | 内装工事業 |
鈴木 一央 | 68 | 男 | 無所属 | 元 | 歯科技工士 |
八木 陽子 | 68 | 女 | 無所属 | 現 | 高萩市議会議員 |
畠山 結樹 | 28 | 男 | 無所属 | 新 | 会社員 |
菊地 正芳 | 58 | 男 | 公明 | 現 | 無職 |
大足 光司 | 51 | 男 | 国民 | 現 | そば店店主 |
吉川 道隆 | 52 | 男 | 無所属 | 現 | 玖台寺住職 |
平 正三 | 75 | 男 | 共産 | 現 | 政党役員 |
- 定数 / 候補者数:14 / 18
- 執行理由:任期満了
今回の高萩市議会議員選挙には、定数14に対して18人の立候補がありました。党派別・新旧別の内訳は以下の通りです。
党派 | 現職 | 新人 | 元職 | 計 |
公明党 | 2 | 0 | 0 | 2 |
国民民主党 | 1 | 0 | 0 | 1 |
共産党 | 1 | 0 | 0 | 1 |
無所属 | 10(1) | 2 | 2 | 14(1) |
計 | 14(1) | 2 | 2 | 18(1) |
( )内は女性候補者数
現職14人、新人2人、元職2人の戦いとなりました。党派別では、公明2、国民1、共産1、無所属14で、女性候補は1人。
前回(2015年)は、定数16に対し18人が立候補し、公明2、民主1、共産1、無所属12人が当選しました。14位当選者の得票数は699票、15位は647票で、投票率は61.4%でした。
前々回(2011年)は、定数16に対し21人が立候補した激戦で、やはり公明2、民主1、共産1、無所属12人が当選しました。14位当選者の得票数は618票、15位は581票で、投票率は65.25% でした。
今回は、前回より定数が2人減って14となった分、激戦になりました。前回・前々回並みの投票率とすれば、当選ラインは650票前後になるものと予想されます。
高萩市議会議員選挙2019の日程(告示日・投票日)や期日前投票期間など
こちらの項目では高萩市議会議員選挙2019における各日程(告示日や投票日)、期日前投票日などについてご紹介します。
- 告示日:2019年11月3日
- 投票日:2019年11月10日
- 投票所:投票所入場券記載の投票所(市内XX箇所)
- 期日前投票期間:2019年11月XX日から2019年11月XX日まで
- 期日前投票場所:
- 執行理由:任期満了
高萩市議会議員選挙2015の開票結果・当選者得票数・投票率
以下は高萩市議会議員選挙2015(前回)の開票結果・当選者の得票数・投票率情報などです。
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当 | 1289 | 大足 光司 | 47 | 男 | 民主 | 現 | そば店店主 |
当 | 1100 | 今川 敏宏 | 53 | 男 | 公明 | 現 | 党支部長 |
当 | 1062 | 菊地 正芳 | 54 | 男 | 公明 | 現 | 無職 |
当 | 1058 | 田所 和雄 | 64 | 男 | 無所属 | 現 | (名)忠愛堂田所書店社員 |
当 | 1033 | 我妻 康伸 | 47 | 男 | 無所属 | 現 | 会社員 |
当 | 883 | 吉川 道隆 | 48 | 男 | 無所属 | 現 | 玖台寺住職 |
当 | 881 | 坪和 久男 | 61 | 男 | 無所属 | 新 | 無職 |
当 | 878 | 篠原 新一郎 | 81 | 男 | 無所属 | 現 | 農業 |
当 | 827 | 根本 茂 | 57 | 男 | 無所属 | 新 | 無職 |
当 | 819 | 寺岡 七郎 | 73 | 男 | 無所属 | 現 | 無職 |
当 | 812 | 作山 里美 | 72 | 男 | 無所属 | 現 | 農業 |
当 | 809 | 八木 陽子 | 64 | 女 | 無所属 | 元 | 主婦 |
当 | 755 | 渡辺 悦夫 | 63 | 男 | 無所属 | 新 | 行政書士 |
当 | 699 | 平 正三 | 71 | 男 | 共産 | 現 | 日本共産党県北部地区委員 |
当 | 647 | 飯田 毅昭 | 54 | 男 | 無所属 | 現 | 飲食店経営 |
当 | 605 | 大森 要二 | 56 | 男 | 無所属 | 現 | 内装工事業 |
597 | 岩倉 幹良 | 74 | 男 | 無所属 | 現 | 市議会議員 | |
440 | 小宅 誠 | 67 | 男 | 無所属 | 現 | 無職 |
- 告示日:2015年10月18日
- 投票日:2015年10月25日
- 定数 / 候補者数:16 / 18
- 執行理由:任期満了
- 有権者数:25,024人
- 投票率:61.4%
茨城県高萩市の特徴や抱える課題
高萩市の特徴
高萩(たかはぎ)市は、茨城県北東部の県北地域に位置する市で、東は太平洋に面し、市街は海岸沿いの平地にあります。
西は低い多賀山地が連なり、その間を花賞川と関根川が流れて渓谷を造っています。これらの海や山の自然景観は県の自然公園に指定されています。
市の面積の大部分がこの山地にあります。北部は福島県東白河郡塙町と茨城県北茨城市に接し、南部は日立市、西部は常陸太田市に接しています。
海と山、自然に恵まれたまちで、面積は193.58平方キロ、約85%が山林原野等で、耕地面積は1,038ha、総人口は約2万8千人弱です。
水戸市まで約50km(常磐自動車道を利用して約40分)、東京まで約150km(同約2時間)、福島県いわき市まで約50km(同約40分)の距離に位置しています。
常磐炭田の存在によって、明治中期以降は石炭産業が盛んで、高萩炭鉱、望海炭鉱などの鉱山が開かれていました。しかし、石炭産業の衰退に伴い、木材加工・パルプ加工等に産業の中心はシフトしています。
農業は水稲のほか、肉牛、乳牛、野菜、花などが主で。海に面するが漁業は盛んではありません。また、市内の松久保・手綱等の工業団地には工場が多く立地しています。
高萩市が抱える課題
従来は、人口の増加や経済成長を前提として総合計画が立案され、行政施策が実施されてきました。 しかし、高萩市では、今後人口や税収の減少を前提としつつ、さらに、少子高齢社会の中で、出産・結 婚・子育てなどの若者への対応や医療・福祉・介護などの高齢者への対応など、多様化・高度化する 市民のニーズに応えながら自治体運営を行う必要があります。
また、2011年3月の東日本大震災は、高萩市にお いても震度6強の揺れを観測し、人的被害、住家被害、さらには、上・下水道、電気などのライフラ インや道路などのインフラが破壊・寸断されるなどの被害が生じました。
このような大規模災害に対しては、「被災しても人命が失われないことを最重視し、災害時の被害を最小化する「減災」の考え方に基づき、災害に強い地域づくりを推進」することが必要であり、また、「主要交通・ 通信機能の強化、国土保全事業及び市街地開発事業などによる災害に強い国土とまちの形成、建築物 やライフライン機能の安全性の確保など」が重要とされています。
これを踏まえ、高萩市において震災に強いまちづくりを推進するためには、東日本大震災からの復興を着実に遂げるとともに、将来の発生が危惧されている首都直下地震や東海地震などにも対応できるよう備えることが重要となります。
そこで、本市においては、東日本大震災の教訓を活かし、新しいまちづくりへの転換を図ることが必要かつ課題となっています。
市民が考えるこれからのまちづくのイメージからは、本市が目指すべき将来像や将来目標の目安を把握することができます。
すなわち、「生活環境が良いまちづくり」、「安心・安全なまちづくり」、「子どもを育てやすいまちづくり」といった市民ニーズに適切に応えていくことが重要です。
本市の人口は、1995年の35,604人をピークに一貫して減少し、2013年以降、3万人を下回っています。2015年の人口を年齢階層別に見ると、15歳未満の年少人口が 少ない「つぼ型」の構造になっており、少子高齢化が進んでいることがわかります。2000年以降は一貫して老年人口が増え続けており、2015年には総人口の約30%を占めています。
本市の将来の総人口については、仮に人口減少対策を何も行わずこのまま推移すると 仮定した場合、国立社会保障人口問題研究所の推計結果では2020年には約27,500人に、さら2040年には約2万人にまで減少すると見込まれています。
また、2020年の年齢階層別に見ると、年少人口割合が約10%、生産人口割合が約55%、老年人口割合が約35%になると見込まれます。
将来の見通しとしては、本市の人口減少に連動して労働人口も減少すると見られます。
その結果、労働者の確保が困難となった市内の企業は、労働人口の減少率から単純に当てはめて見ると、約19%に相当する企業が本市内から撤退するか、または規模の縮小を行う可能性があります。
そのほか、消費人口の減少によるサービスや市場の縮小によって、第3次産業に就業する人口の減少率から単純に当てはめて見ると、約7%の商業施設等が撤退し、市民の生活利便性が低下することが懸念されます。
本市の将来像は、みんなが安全で安心して暮らせ、活力と元気が生まれる市民のためのまちづくりを、市民とともに進めることで、誰もが快適に満足して暮らせる都市になることを目指すことが望まれます。例えば、具体的なテーマを挙げると、以下のようなことが挙げられます。
- 高萩アウトドアフィールド事業などによるを交流人口の増加について
- 中心市街地活性化事業における高萩駅西口の再整備について
- 幼稚園・保育所の環境整備について
- 公共施設の老朽化対策及びインフラの今後の方向性について
最近、台風19号による大きな被害を受けました。
防災・復旧対策も含めて、中長期的な視野に立ったまちづくりを地元市民・行政、さらには県や国とも協力して、新議員の皆さんには、真摯に取り組んでほしいものです。