東京都青梅市長選挙が11月10日に告示され、2019年11月17日に投開票となります。
本記事では青梅市長選挙の開票速報及び開票結果や立候補者の経歴やプロフィール、公約(マニフェスト)、当選者落選者の得票数・投票率、選挙情勢についても随時ご紹介します。
2019年の青梅市長選挙の立候補者は、再選を目指す現職の浜中啓一氏(67)、新人で会社員の宮崎太朗氏(39)の無所属2名となります。
Contents
青梅市長選挙2019の開票結果速報・NHKの当確出口調査最新情報など
青梅市長選挙2019の開票結果は開票速報が発表され次第、得票数順に随時こちらに追記していきます。
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当 | 21503 | 浜中 啓一 | 67 | 男 | 無所属 | 現 | 青梅市長 |
18949 | 宮崎 太朗 | 39 | 男 | 無所属 | 新 | 会社員 |
告示日:2019年11月10日 |
投票日:2019年11月17日 |
定数 / 候補者数:1 / 2 |
執行理由:任期満了 |
有権者数:112,575人 |
投票率:36.51% |
開票日時:即日開票で午後9時から |
開票場所:市総合体育館 |
得票数の結果については情報が遅れることがありますので予めご了承ください。
情報源は自治体の選挙管理委員会事務局やNHKなどの各種報道メディアから発表され次第ご紹介します。
※最新の出口調査情報なども情報が入り次第随時更新
青梅市長選挙2019の立候補者の経歴や公約は?
青梅市長選挙2019に立候補した立候補者の主な肩書や経歴、公約についてご紹介します。
浜中 啓一(はまなか けいいち)の経歴やプロフィール
- 名前:浜中 啓一(はまなか けいいち)
- 現年齢:67
- 性別:男
- 党派:無所属・現
- 肩書き:現市長
- 学歴:国土建設学院卒
- 職歴:都議秘書、青梅市議、議長、青梅市長
都議の秘書を務めた後、1995年の青梅市議選で初当選。
5期20年の市議生活を送り、2011年から2015年まで議長を務めた。
2015年市長選に初立候補して当選、今回2期目を目指す。
『活力ある青梅を目指して』
誰もが安心して、生き生きと暮らせるまちを築く
- 高齢者施策の充実
- 子育て支援の充実による少子社会への対応
- 教育・文化施設の充実
- 障がい者施策の充実
- 医療体制の充実
- 生活基盤の整備
- 地域コミュニティの醸成と自治会との連携
- 防災・減災対策の充実
青梅らしさを創出し、活気あるまちを築く
- 圏央道青梅IC周辺の整備促進
- 梅の里早期再生・復興
- ケミコン跡地の利活用促進
- 東京オリンピック・パラリンピックを契機としたまちづくり
- 中心市街地の活性化
- 観光の振興
- 農業・林業の推進
- 商業・工業の振興
- 地域公共交通の整備・充実
持続的な行財政運営システムを築く
- 市財政に積極的に寄与できる収益事業の充実
- 行財政改革の断行
宮﨑 太朗(みやざき たろう)の経歴やプロフィール
- 名前:宮﨑 太朗(みやざき たろう)
- 現年齢:39
- 性別:男
- 党派:無所属・新
- 肩書き:会社員
- 学歴:日本大学法学部卒
- 職歴:会社員、元参議院議員秘書
ことがわら学園に入社、IT関連検定試験の新規立上げに携わった。
参議院議員だった谷亮子氏の公設第一秘書と政策担当秘書を経験した。
2015年の青梅市長選に立候補して落選、今回再び立候補して雪辱を期す。
市民主体の、安心して暮らせるまちづくり
新市民ホールの計画見直し
- 新市民ホール建設の「基本計画」を見直し、計画段階から市民の皆様と一緒に施設を作ります。文化、芸術のかおる青梅を目指します。高齢者が集えるお風呂の導入も検討します。
交通弱者対策
- 移動や買物を便利にするために、コミュニティバスや予約型の福祉タクシーを導入します。
市長の退職金をゼロに
- 行財政改革を推し進めるため、1期4年の任期が終わるごとに市長に支給される1,300万円超の退職金を条例を改正してゼロにします。
子どもが主役
- 未来を担う子どもが主役のまちづくりを行うため、待機児童ゼロの実現、学校施設の改修を進めます。
市民の声を市政へ
- 市長直轄の協議会を設置します。公募を活用し、女性や若者や高齢者等、幅広い意見を市政に反映させます。
防災・減災対策
- 地域防災計画、ハザードマップを改めて総点検し、想定外の無い、災害に強いまちづくりを行います。
予防医療
- 予防医療の推進、充実を図り健康寿命を引き上げ、医療費、介護費の増加を抑制します。
障がい者の就労・自立支援
- 地元で働ける就労支援体制の構築と多様な自立支援のあり方を創出します。
青梅観光宣言
- 豊富な観光資源で観光客を誘致し、回遊・滞在性を高める環境整備を推進します。
スポーツ振興
- 総合運動公園、サッカーグラウンドなど各種競技団体の施設を整備・新設します。
ICTを活用した仕事づくり
- 東京都と密に連携し、次世代通信システム5Gを敷設。テレワーク環境の整備を行い、市経済の発展へ繋げます。
青梅ブランド
- 地域農畜産物、食材、木材を青梅ブランド化し、国内外に積極的にPRします。
青梅市長選挙2019の情勢や当確予想
浜中氏、宮﨑氏ともに前回の2015年に続き2回目の立候補です。前回は元市議の斉藤氏を加えた3人の争いを浜中氏が22,760の得票数で勝利しました。
結果 | 得票数 | 氏名 | 党派 | 年齢 |
当選 | 22,760 | 浜中 啓一 | 無所属・新 | 63 |
14,917 | 宮﨑 太朗 | 無所属・新 | 35 | |
7,436 | 斉藤 光次 | 無所属・新 | 72 |
再選を狙う浜中氏は前回に続いて自民党と公明党の推薦を受けての立候補です。梅の名所の再生や圏央道の青梅IC周辺の物流拠点整備などの1期4年の実績に加えて、市立総合病院の建て替えによる地域医療体制の確立や財政問題の解決を主張し、市政の継続を訴える選挙戦になりそうです。
一方の宮﨑氏は会社員や参議院議員秘書を経て、2015年のリベンジを果たすべく立候補しました。現市政が計画している新市民会館ホールについて市民の意見が反映されていないと批判し、見直すことを主張しています。他にも市長の退職金ゼロやコミュニティバスの運行を公約に掲げ、浜中市政の刷新を訴えていく選挙戦が予想されます。
浜中氏には自民党や公明党の国会議員が支援し、宮﨑氏には野党系の国会議員が支援に回り与野党の対決構図が出来上がっています。前回の市長選では浜中氏が獲得した22,760票に対し、落選した宮﨑氏と斉藤氏の得票数の合計は22,353票とわずか407票差でした。一騎打ちとなる今回は斉藤氏に入っていた票の行方が勝敗を分けるポイントになりそうです。
現時点では1期4年の実績に加えて市政の継続課題の解決を訴えることができる浜中氏が、現職のアドバンテージを活かして一歩リードしているのではないでしょうか。
市政の継続か、刷新か。青梅市の未来を決める今回の市長選、一票を投じに投票所に足を運んでみてはいかがでしょうか。