|
歴史的勝利を受けて
昨年7月に行われた参議院選挙では皆様には大変な世話になりました。熊本選挙区は全国に29ある一人区の中でも激戦といわれておりましたが、選挙結果もまさにその通りで、わずか8056票差という僅差での当選でした。しかし価値ある歴史的勝利でした。
参議院では民主党が第一党になり、与野党逆転で「ねじれ国会」と言う指摘もありますが、日本でもようやく二大政党制のもとで政権交代が目の前に迫り、緊張感のある国会になったと思います。参議院での雰囲気も、昨年の選挙前と後では全く違うようで、特に参議院の民主党は元気があると言われています。今後の課題としては、数的には優位に立っているものの、参議院発でいかに優れた政策や法案を提出し、またいかにして国会全体で成立させていくかだと思います。
私自身、参議院議員運営委員会理事、民主党参議院国対副委員長として責任も重くなったと感じています。
民主党のリードで法案成立
こうした対応の中で、民主党がリードして被災者生活再建支援法や一円以上の領収証も徴収することを求めた政治資金規正法改正案を成立させることができました。両法案は、民主党が参議院選挙で勝利したからこそできたといっても過言ではありません。
このほか、地方から強く要望のあった猿、鹿、猪などの鳥獣被害を防止する緊急措置法案も成立しました。今年は、B型、C型肝炎被害者への支援、被爆者援護法改正案なども民主党がリードしてまとめていけるのではないかと思いますし、私自身もしっかりと汗を流していかねばならないと感じています。
世のなか 安穏(あんのん)なれ
それにしても昨年9月には安倍総理の突然の辞任、その後福田政権が成立しましたが、党首会談では大連立協議がなされ、その後の小沢代表の辞任表明、臨時国会も新テロ特措法案をめぐって再延長されるなど、実にめまぐるしい動きでした。今年も何が起こるか分かりませんし、今春にも衆議院解散総選挙の可能性は高いと思います。民主党にとっては政権交代をかけた闘いです。
しかし、改革だとか競争だとかでめまぐるしく世の中が動きすぎると、人間の精神もすさんでしまいます。
聞くところによれば、浄土真宗本願寺では、昨年から「世のなか 安穏(あんのん)なれ」ということを念願しておられるそうです。この言葉の通り、世の平穏を求めて、私自身はあわただしく国会内外で諸課題に取り組んでいきたいと存じます。
今年は皆様にとって穏やかな年になりますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
|