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ようやく政府四演説
第171回国会における麻生総理ほか政府の三大臣(中曽根外務大臣、中川財務大臣、与謝野経済大臣)による演説がなされたが、とにかくつまらなかった。
1月28日午後1時から衆議院で、午後3時から参議院でそれぞれ同じ原稿で実施されたが、私が聞いていて特徴的なことは、迫力なし、気概なし、目を引く政策なし、ミス多しであった。
原稿の棒読み
全体として総花的で、何を中心に取り組むのかという政府の姿勢が分からない。「当面は景気対策、中期的には財政再建、中長期的には改革による経済成長」とは言うものの、これは単に言葉だけ。しかも果たしてこの順序でよいのかも疑問がある。私はむしろ「当面は景気対策、中期的には経済成長、長期的には財政再建」ではないかと思う。
オバマ大統領の演説を聴いていたが、迫力も気概もあった。これに比べると単にお役所が書いたと思われる原稿の棒読み。同じ原稿を読むにしてもせめて強調する箇所は力強く、一呼吸入れる箇所では間を置くとか、なんかの方法がありそうだが、つまらなそうな棒読みに終始。しかも、皆さんお疲れなのか、緊張感がないのか、読みミスが非常に多かった。
読みミス
一番多かったのが与謝野馨経済財政担当大臣の経済演説で、演説原稿の中で3行を完全に読み飛ばし。また「麻生総理のリーダーシップの下、政府横断的に大胆な実行を加速し」という箇所を「麻生総理の下、政府横断的に大胆な実行を加速し」というように読んでしまった。
意図的などうか分からないけど、もしかしたら「リーダーシップ」という箇所を読みたくなかったのかもしれない。もはや麻生総理のリーダーシップが消滅しているのではないか、とも疑いたくなるようなものであった。その他麻生総理も中川大臣もいくつか読みミスがあった。
読みミスがなかったのは中曽根外務大臣の外交演説だったと思うが、こちらは中身がまるでなし。日本政府の外交はどうするのか、その方向性が全く見えない。麻生総理の演説では多少数字を示しての方向性が示されたが、外交演説ではこうした数字もないし具体的な中身もまるでなし。
麻生さんはやっぱりマンガ
麻生総理の演説でいささか笑ってしまったのは「アニメなどのコンテンツ、ファッションなどのブランド力・・日本らしいソフト力を活かす」という下り。やっぱりマンガかあ!オバマ大統領のような「グリーンニューディール」に匹敵するような目を引くものを打ち出さないととても支持率上昇は見込めないのに・・と思いながら聞いていた。
最後はジョークで大笑い
28日の夜は時間がとれたので大学時代からの友人、野本浩一君たちがやっているジョークサロンに顔を出した。ジョーク好きな方々が集まっては作品を持ち寄ってみんなで大いに笑いあうもので、20人ほど集まっていた。
28日のサロンの中で最高の作品と思ったのは門口泰宣さん
「リバイバル上映”Never on
Sunday”(二兆はダメよ)」
これにはちょっと解説が必要かも。要するに「日曜はダメよ」というギリシアを舞台にした古い喜劇映画と、定額給付金の「二兆」について、「日曜(にちよう)」と「二兆(にちょう)」をかけたもの。
28日は、最後は大笑いしながら、つまらない政府四演説でのストレスを吹き飛ばした。
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