日々の思いをそのまま文章にしました。

バックナンバー (2008年下半期の一言日記)




2008年12月31日

松野信夫2008年、十大ニュース


第1位 民主党熊本県連の代表に就任(7月)

第2位 民主党代表団として韓国大統領就任式に参列(2月)

第3位 参議院予算委員会でNHKテレビ生中継で福田総理らに質問(4月)

第4位 参議院に雇用対策法案を提出し、衆参で答弁に立つ(12月)

第5位 中国満州の瀋陽、長春の大学で講演(7月)

第6位 突然の福田総理の無責任政権放棄に怒りの街宣・記者会見(9月)

第7位 民主党菅直人代表代行と一緒に川辺川ダム問題で視察の後、蒲島県知事に中止を要請(7月)

第8位 TKU生出演で蒲島県知事の川辺川ダム白紙撤回表明にコメント(9月)

第9位 日本鳥類保護連盟の理事として愛鳥懇話会で常陸宮様にも懇談(12月)

第10位 京塚演芸のつどいで初の落語公演(11月)

あくまでも松野個人の思いから予断と偏見で選択させていただきました。来年はどのようなニュースになるのやら??




2008年12月3日

いつになったら解散か??

選挙応援
11月30日は熊本3区の後藤君の事務所に行って応援。12月1日は熊本2区の福嶋君の応援に回った。しかし、どちらもお金の問題で台所は火の車状態。両候補予定者の事務所では、お金があればもっとスタッフを雇ったり、チラシももっと配ったりもできるしいろんな活動が出来るのに、選挙がいつになるか分からないなら残念ながら活動の収縮だとか事務所移転だとかの恨み節が漏れてくる。
お金が厳しいのは熊本に限った話ではないから、オイオイそんな弱音は吐くなといって励ますのに必死だ。まさに地獄の沙汰もカネ次第か。でもそんな苦しい台所の様子を選挙民には見せられないから武士は食わねど高楊枝の姿勢を掲げなければいけない。

政局読めない麻生総理
麻生総理は大金持のようだから、こういった庶民の候補予定者の気持ちは分からないだろうな。こうなると、麻生総理は庶民の気持ちが読めない、政局も読めない、ついでに漢字も読めない!これは八つ当たりの恨み節かもしれないが言い得て妙だ。
それにしても解散時期が読めないのはつらい。一般的には来年春に2009年度の予算を仕上げてから解散に持ち込むのではないかというように言われているが、分からない。
私は、時間が経てば経つほど内閣支持率は低下するし、追い込まれるし、国民のためにも麻生総理のためにも早くやってすっきり爽やかになって山積する課題に取り組んだ方が良いと思う。

自民党の方向は分裂か
朝日新聞の「政態拝見」というコラムを見ていたら自民党の方向としては2つあるという。
 @麻生政権が態勢を立て直して景気対策を練り上げ、国会は正面突破。成果をあげて総選挙に臨む
 A逆に、麻生首相の下では選挙が戦えないという声が高まり、倒閣運動が広がる。
   首相辞任ー総裁選を経て、新首相の下で総選挙を迎えるー
しかしどちらを進むにしても、自民党にそれだけのエネルギーがあるかという疑問がある。今は自民党の中もバラバラ。
地方に1兆円を交付するという麻生総理の考えも自由に使える交付税なのか、それとも一定の縛りがある交付金なのかをめぐって麻生総理も迷走。自民党内も迷走。若手議員を中心にして麻生総理批判も聞こえているが、森元総理などの長老は恫喝でそれを押さえようとしている。果たして押さえきれるか、いよいよ自民党分裂のきざしも感じられる。

政界再編をにらみながら
しかしその前に、総選挙は避けられない。私は、麻生総理の性格からしても、一か八か来年早々にでも総選挙に売って出るのではないかと思っている。もちろん、この選挙は一世一代の大勝負だから、死にものぐるいで戦わなければならない。冒頭のようなお金の泣き言をいている暇はない。
そして選挙結果がどうであれ、かなりの権力闘争が繰り広げられ、政界再編に突き進むことは大いに予想できる。
私も熊本の衆議院総選挙対策本部長として熊本での総選挙の指揮を執りながら、一方では歴史観、政治観などが共有できる仲間との信頼を深めていかなければならないと感じている。




2008年11月24日

初めての落語公演?!

11月23日は熊本市内の京塚演芸のつどいで落語を公演しました。
わずか10数分程度ではなかったかと思いますが、小話を中心にして少しでも笑ってもらえればと思って、多少親父ギャグ的ではありましたが一生懸命、約40人程度の聴衆に向かって熱演でした?
まさにどの程度笑いがとれるものやら、冷や汗をかきながらの熱演?お年寄りの方々には多少は笑ってもらえたようでしたが、さてどの程度うけたやら?




2008年11月12日

呆れた定額給付金、点数は0点

今日11月12日に政府与党は、定額給付金として総額2兆円程度の給付を行うことを決定した。一人1万2千円支給するというが、ばらまきもいいところだ。
そして決定では、定額給付金に所得制限1800万円としながらも、これを設けるかどうかを個々の市町村に委ねるということで、判断を丸投げされた格好の市町村は一斉に反発しているようだ。

しかも政府与党が決定するまでコロコロと対応が変わった。
所得制限をするのかしないのか、自治体に任せるのか任せないのか、いつ支給するのかも不明で、所得制限するにしても個人の所得か家計の所得か、所得制限はいくらか、法律で規制するか規制しないか、自主的に辞退するのかしないのか、まさに二転三転、四転五転ついでに六転、挙げ句の果ては七転八倒。 政策点数は〇点。
顔を洗って出直してこいと言いたくなるね。

いよいよ麻生政権も末期症状か。




2008年10月27日

球磨酪農組合頑張れ

10月26日(日)は朝から人吉市に行って、衆議院熊本第5区から立候補を予定している中島隆利さんの人吉・球磨事務所の事務所開きに出席した。予想以上の約200人ほどの参加者で、気合いも盛り上がった様に感じた。
中島さんは社民党の公認、民主党の推薦ではあるが、松野は民主党としても公認並みに応援すると挨拶してきた。その後、この事務所開きに出席していた民主党の関係者のお薦めで地元球磨酪農協同組合長と懇談した。

球磨酪は、約100戸ほどの酪農家で構成されているが、皆さん、飼料代が高騰し乳価格は低迷する苦しい経営の中で本当に頑張っていることをお聞きした。そして球磨酪が製造、販売しているお薦めの「球磨の恵み」というヨーグルトを1kg420円で購入した。曰く、「とにかくおいしいですよ。是非買ってみて」ということであったので、懇願後、帰りに地元のスーパーで早速購入した。
家に帰ってから食べてみたが、なるほどお薦めのことだけあっておいしかった。ただし、残念ながらすでに砂糖入りであり、私自身は、砂糖が入っていないプレーンヨーグルトのほうがよかったのであるが、それでも球磨の酪農家が頑張って作っているものだと思うと、応援したくもなっていっぺんにかなり食べた。

また組合長さんとの話では、球磨酪では信用事業は行わず、要するに酪農家の酪農を中心にしてお互いに頑張るために結成したとのことであり、これまた感激した。
最近の農協は本来の農業支援ばかりではなく、信用事業といって要するに金貸しもするし、葬式、保険、観光事業などあまりにも手を広げすぎているのではないかと感じていた。そこで球磨酪が信用事業をせずに酪農専門を支援するという姿勢を打ち出して実行していることに感激した次第。
信用事業をやりだすと、経営が苦しくなって返済困難な農家と農協とがお金を巡って争うことになってしまう。農協が本来の農業支援よりも銀行業や保険業に力を入れだして、農協のための農協になりかねないことになってしまう。やはり基本に帰る時期を迎えているように思うし、この点では球磨酪はすでに基本を守り続けている。
頑張れ球磨酪と念じながら熊本に帰ってきた。




2008年10月16日

予算委員会で質問続く

参議院予算委員会が開催され、10月14日には直島政調会長、15日には福山政策審議会長、羽田議員、石井議員が民主党の質問バッターとして麻生総理ほか閣僚に対する質問に立った。
私も応援傍聴ということで、良い質問には大いに応援をしながら傍聴した。

民主党の質問者は、いずれも麻生総理の文藝春秋11月号(強い日本を!私の国家再建計画)の論文で「国会の冒頭、・・・国民に信を問おうと思う。」「強い政治を取り戻す発射台としてまず国民の審判を仰ぐのが最初の使命だと思う。」等と書かれている箇所を示して解散を迫った。直島議員も福山議員も石井議員もこれを取り上げた。
もちろん、年金問題や後期高齢者医療制度なども取り上げてはいたが、聞いていて面白くて分かりやすいのは解散問題であった。何度も委員会室が盛り上がった。
しかし、福田前総理と麻生総理とは若干違うなあと感じたのは、福田さんは質問者が総理へと聞いているのにもかかわらず、なかなか立ち上がらなかったり、出来るだけ自分では答えずに他の閣僚に答弁させようという傾向が見られたのに対し、麻生さんは、自身の答弁にいささかでも自信があるのか、案外さっさと立ち上がっては良くおしゃべりはすると感じた。

麻生論文と実際の解散への考え方の違い問題を最も激しく追及したのが石井一議員であり、さすがベテラン議員は麻生総理に何度も食い下がって、論文で書いていることと実際にやっていることが違うではないか、解散できないならば論文を取り消せと迫った。また参議院での問責決議もにおわせた。
これに対して麻生総理は結局、解散は自分の専権であり総合的に判断してやらせてもらうということを繰り返すばかりで、ごまかし答弁に終始した。

論文では「国会の冒頭」とまでわざわざ書いてあるのだから、解散を迫ることは当然であろうし、それを避けることは出来ないはずだ。麻生総理ももちろん、解散は年頭にあるはずだが、それをおくびにも出さないで質問をそらした答弁であったので、多少イライラした。
麻生総理は、しきりに解散という政局ではなく政策で勝負するとは言いながら、では実際にどのような政策を掲げるのか、この肝心な点が明確ではない。
景気対策が第一とは言いながら、実際にどのような政策を掲げて取り組むのか、いつまでどの程度の景気回復を図るのか全く見えない。結局のところ、具体的な政策はないまま景気だ景気だと叫んでいるのではないか。やはり早期解散は避けられないという感を深くしたのが予算委員会での民主党の議員による質問であったように思う。




2008年10月11日

応援団松野信夫の奮闘記

10月7・8日は民主党の同僚である候補者への応援団として走り回った。

まず7日は朝7時14分の熊本駅発のJRの電車に乗って福岡に向かった。
福岡3区では、同期当選で前回落選の藤田一枝さんの応援。まずは開設したばかり選挙事務所に行き、スタッフに激励を行った後、知り合いの法律事務所などに藤田さんと一緒に回ったが、いずれも反応は良し。皆さん、頑張って政権交代を果たしてくださいと言われる。

お昼12時には福岡を発って大阪に向かう。大阪ではまず、大阪17区の辻めぐむさんの激励に行く。阪和線の鳳駅前などで辻さんと一緒に3,4カ所ほど街頭演説をこなす。辻さんは松野と同じ弁護士出身であり、その優れた追及能力には一目おいている。

その後は隣の大阪18区の中川治さんの激励だが、何と中川さんは4カ所も選挙事務所を立ち上げていて、今回まわった中ではお金がかかっている感じがした。しかし中川さんが今回の選挙にかける意気込みが伝わってくる。

中川さんの後には大阪5区の稲見哲男さんの激励。稲見さん御用達の居酒屋で一緒に夕食を食べた。辻さんや稲見さんの事務所は小さめだ。やはり都会だと費用や事務所確保の観点からはあまり大きな事務所は難しいのかもしれない。

夜9時、新大阪発の新幹線で東京に向かうが、東京の宿舎に到着したのは夜中12時近くであり、やれやれ長い一日であった。
次の8日は埼玉12区の本多平直さんの応援で熊谷へ。本多さんと何カ所も街頭演説をこなしたが、本多さんも元気そうだ。
さらには午後3時ころからは千葉6区の生方幸夫さんの応援で松戸へ。夕方5時からは生方さんと一緒に松戸駅前で街頭演説をしたが、何と生方さんの写真入りのポスターだけではなく、私の写真入りのポスターをも用意していて感激した。
こうしたポスターをバックにして応援演説の街頭演説するのも気分は悪くない。ついつい演説にも力が入っていた。

今回まわった6人は残念ながら3年前の小泉郵政解散の総選挙では落選された方々で、一日も早く帰ってきてほしい。
松野の応援や激励で少しでも元気を出していただければ幸いだ。
2日間の応援団活動では、朝から晩までこき使われたような感じもして身体的には疲れたが、精神的には元気が出た感じだ。皆さん、頑張ってほしい。




2008年10月4日

三者三様の代表質問

10月2・3日は参議院での代表質問であった。これは9月29日に行われた麻生総理の所信表明演説に対する各党からの質問であったが、そもそも麻生総理の所信表明演説はとうてい一国の総理大臣の施政方針演説とはいえないような代物であった。
つまり、「民主党」に対していくつもの質問をぶつけ、民主党の対応を迫るような内容で非常に挑発的なものであって、ひどい演説と言わざるを得ない。「民主党」という言葉は12回も登場し、民主党を詰問するつもりがかえって民主党の宣伝にもなったのではないか、ともいえる。

 このひどい所信表明演説に対しては、10月2日に輿石 東民主党参議院会長が登壇し、3日は同じ会派をくむ国民新党の自見庄三郎副代表、新党日本の田中康夫代表が登壇して質問を行ったが、三者三様といったものであった。
輿石さんは「しっかり型」、自見さんは「郵政追及型」、田中さんは「県知事型」と表現したい。
輿石さんは万遍なく必要な論点を押さえてあり、ツボを押さえた代表質問の典型的なパターンで攻めた。最後には与党がいやがるであろう政教分離の問題点をもしっかり加えていたのが印象に残った。やはり民主党としては解散に追い込む一つの手法として矢野絢也元公明党委員長の証言を国会で求めることが考えられ、これはかなりの揺さぶりになるからその布石であろう。
これに対して自見さんはやはり郵政民営化問題で小泉・竹中の規制緩和、市場原理万能主義による民営化強行に腹を立てていることがよく分かるような内容であった。郵便局はつぶしませんと小泉・竹中は言っておきながら実は全国各地で400もの郵便局が閉鎖に追い込まれていることも指摘していて、弱者や敗者に対する優しい政治を目指さなければならないと訴えた。面白かったのは,自民党席からも「賛成だ」とのヤジが飛んでいたことであった。
田中さんはこれまた独特の代表質問であった。自分が長野県知事を務めていたときの成果などを披瀝しながら追及した。元祖脱ダム派の田中さんであり、コンクリートのダムに依存しない政治、東京や大阪などの大都市巨大ゼネコンだけが儲かって地方が切り捨てられるような政治では駄目だと迫っていた。またさすがに作家出身であり、言葉遣いにはこれまでにないような独特の田中式表現が多数見られた。

まさに三者三様であり、質問自体は面白かったが,残念ながら麻生さんの答弁は紋切り型であり、また素っ気ないもので、全くつまらないものであった。ほとんど暖かみの感じられる答弁ではなく、やはりお役所にコントロールされた枠にはめられた答弁に終始した。
お互いに選挙を意識していることはミエミエのやりとりで、それなりには選挙民を意識していてアピールになったものであろう。




2008年9月23日

総裁選に思う

◆盛り上がらなかった自民党総裁選

 自民党の総裁選が12日間にわたって行われ、全く予想通り9月22日には麻生太郎氏が圧勝した。さる9月20日には熊本でも総裁候補5人の街頭演説会も開催された。自民党としては大いに盛り上げたいとの思惑が先走っているが、実際にはどうも盛り上がらなかった。
熊本での辛島公園で行われた街頭演説会の様子を私自ら偵察に行ったが、意外に集まりは少なかった。
少なくとも3年前の小泉郵政解散の時のような盛り上がりがまるでない。マスコミの対応も小泉解散に比べれば極めて冷静だ。

 要するに国民がほとんど期待しない中で、自民党の総裁選が行われているが、この結果で実際上、日本の国のかじ取りである総理大臣が選ばれるのであるからその重要性は言うまでもない。自民党とすれば,安倍さんでも失敗し,福田さんでも失敗しているからもう後がないはずであるが緊張感も乏しいようだ。
麻生氏がどの程度の支持率を出すかに今後の注目が集まるであろうが、強烈な個性を持ち、高い支持率を誇った小泉さんのようにはいかないであろう。なお、私自身小泉さんを買っているわけでないので、念のため。

 

したたかな自民党

 しかし、それにしてもやはり自民党はしたたかと言うべきであろう。決して侮れない。今回の自民党総裁選にしても、何としても生きながらえさせて政権だけは手放さないという思惑だけは伝わってきた。
小泉解散総選挙でも、選挙前では民主党にとって悪い雰囲気ではなかったし、直前まで「日本はこのままではだめになる。政権交代だ。岡田総理誕生!」との声はかなりあったし、応援してくれる人もたくさんいた。
しかし、小泉総理の仕掛けた「郵政民営化に反対する勢力は、抵抗勢力である。郵政民営化に賛成か、反対か。国民の皆さんに問う」とのシングルイシューに多くの有権者が目を眩まされ、自民党圧勝となってしまった。

 3年前の状況を思い出すと、私を含め多くの民主党の仲間議員が議席を失ったが、選挙後選挙の際の様子を見ると、異口同音に「前回以上に反応は良かった、決して逆風とは感じなかった。」と語っている。
しかし,実際の風は違っていたのである。

 「郵政選挙」というとんでもないものを小泉総理が演出し、あたかも、郵政が民営化すれば全てが解決するように思わせ、郵政民営化に反対する人は抵抗勢力だ、守旧派だと国民をだましたが、結局は自民党の延命につながった。
その時にはマスコミも小泉サイドに偏ったような報道がなされたように思われて仕方がない。

 しかしもう国民はだまされないし、小泉政権による「弱肉強食政治」のひどさが完全に露呈している現在では、自民党の延命ももはやこれまでではないかと思う。

 

◆日本を立て直すには

 日本はかって、経済一流、政治三流、政治家は駄目だが官僚は優秀などとといわれた。確かに優秀な官僚のもとで中央集権的な政治体制と経済は悪いとはいえなかった。経済成長が続いたし、世界的にも格差の少ない日本社会では一億総中流といわれ、世界一治安が良いとも言われた。
しかし、今もGDP(国内総生産高)は、アメリカに次ぐ第2位であるが、一人当たりに換算するとどんどんと低下し、今や世界第18位である。

 もっとも私自身は,あまりこうした数字に一喜一憂するのではなく,生活の質を高めることのほうがより重要だと思う。本当の意味で安全とか安心とか健康とか豊かな生活実感などが追求されるべきだと思う。
こうした生活の質の観点からすれば、近時の統計では医療費の支出は、対GDP比ではOECD諸国中第22位であり、公財政教育費の支出は第30位(2005年)である。あまり順位は気にするなとは言っても、これではさすがにひどいう。
普通の国民が安心して豊かな生活を維持できるとは言いにくいし、多くの国民が将来に不安を感じてしまうのも当然であろう。

 誰もがまじめに一生懸命働けば、安心して暮らせる日本に住みたいと思っている。お金がたくさん持っていなくてもお互いに助け合って暮らしていけるし、いざという時には「公」が面倒見てくれるという最低限の安心感が必要だ。今のままでは、あまりにも将来が不安で,財布のひもがますます固くなって消費も伸びない。
では貯金が増えているかというとそうでもなく、貯蓄ゼロの家庭は全世帯の23%にもなるという。生活保護世帯ももうとっくに100万世帯を超えている。
将来に不安ばかりが積み重なっている。まさに閉塞感が蔓延しているのに,自民党ばかりが延命できるはずもない。

 自民党が生き残るためだけの政権ではなく、まじめに働く国民が安心して豊かに生きられる国造りに邁進しなければ、この国の未来はない。そのためにも国民の生活を重視する政策を徹底して追求していかなければならない。
農林漁業にしても子育てにしても、医療や介護や福祉などの社会保障全般にしても、安心感を国民に与えるようなものでなければならない。

 小沢代表が21日の党大会で述べた「自民党総裁は政権を投げ出すことができても、国民は生活を投げ出すことができません。」この言葉をしっかりと噛み締めたい。




2008年9月13日

知事は川辺川ダム反対表明

9月11日は長らく闘ってきた川辺川ダム問題について、歴史的な一日となった。蒲島知事が9月県議会の初日に川辺川ダム反対表明をしたためである。
私は当日、朝10時からのTKUの特別番組に出演することになっていたため朝9時半までにはTKUのスタジオに入った。そのうえでたいした打ち合わせもないまま10時からの本番入りとなった。メインキャスターは尾谷いずみさんでサブは郡司さんであった。私はコメンテーターであるが、いわばダム反対派のそれであり、ダム賛成派のコメンテーターは五木村の和田村長であった。
スタジオでは、途中から県知事の所信表明演説を聴きながら、やりとりをしたが、知事の演説の途中で,知事がしっかりとダム反対を打ち出すことが分かった。実は、当日、知事の演説が始まる前にテレビ局の人から知事がダム反対の姿勢を打ち出すことを県議会議長に伝えたことが分かったので,少なくとも反対であることは分かったが、どの程度明確に打ち出すかを注目していた。

結局、知事はダム計画は白紙撤回、ダムによらない治水対策を進めることを明確に述べるものであり、これだけはっきりと打ち出したことに感激した。
嬉しくもあったが、あくまでコメンテーターであったので、あまり感情的にはならずに県知事の発言が評価できることを申し上げ、今後は国土交通省にボールが投げられたので対政府交渉に全力を挙げたい旨話した。
五木村長は、ダム賛成と言うよりも賛成せざるを得ないように追い込まれたのだということを述べていたのが印象的であった。しかし、五木村の要求する道路整備、農地造成、橋の建設には私も理解できるし、国や県が行ったこうした基盤整備の約束はしっかりと守らなければならないことは当たり前だ。最低限こうした約束を遵守させ、そのうえで五木村だけではなく国や県を交えての振興策を図っていかなければならないという点も村長とは一致できた。

お昼頃にはスタジオを飛び出し、県議会に向かい、民主・県民クラブの県議さんたちと喜びを分かち合った。午後一番には県知事にも面談して感謝を申し上げ、ご苦労様とも申し上げ、演説の立派さをも褒め称えた。しかし、知事はまだ興奮した様子で、これから大変だということを繰り返しておられた。
これからの国政ではしっかりと国土交通省に対して今回の知事発言を重く受け止め、ダム中止に向けた取り組みを強く要請していきたい。その後、午後2時からは記者会見で知事の表明を高く評価する旨説明した。夕方からは熊本市内のシャワー通りで街頭演説も行ったが、今回の街頭演説はとにかく嬉しい報告を兼ねてのものであり、気分の良い演説となった。
何人かの支援者の皆さんからは,本当に良かったですねと言われ、またまた嬉しいことであった。

民主党代表代行の菅直人さんにも携帯電話で嬉しい報告と7月末に熊本に来ていただいて県知事にも一緒に要請していただいたおかげであるとの感謝も申し上げた次第であった。しかし戦いの本番はこれからである。国土交通省はやわな省庁ではないから、楽観は許されないが、もし仮に知事の発言を無視するようであれば言語道断であり、厳しく追及しなくてはならない。
日本初めての大型ダムの中止への戦いは、いよいよ新たな,また未知への段階に突入することになった。しかしこの流れは誰にも止められない。




2008年9月9日

小沢代表三選

9月8日は民主党の代表選挙の立候補受付日であったが、小沢代表以外には誰も立候補者がなく、三選が決まった。まずは順当なところであろう。

今回の代表選については、マスコミやその他からいろいろと質問も受けたり意見も頂戴した。つまり、政党の代表選であるから対立候補が出てきて政策論争がなされるべきであるし、こうした論争を通じて国民にもアピールできるのではないか、それができない民主党は小沢代表の支配が強すぎて誰も意見が言えないような状態になっているのではないか、といった感じである。
確かに総裁選挙で5人も6人も立候補が予想される自民党と比較すると、ちょっとどうかなという気がしないでもない。

私自身、一般論としては、数人の立候補者が出て政策論争が実施されることが望ましいと考えるから、誰も立候補者がいないというのは残念ということがいえる。しかし、今回の代表選は単純に一般論だけでは処理できない。要するに政権交代を目指す衆議院総選挙がまさに目の前に存在しているからだ。
今回の総選挙はまさに死にもの狂いで戦わなければならないほど重要だ。日本の政治に二大政党制が実現するかどうかといった歴史的な選挙になる可能性があるからだ。この意味で言えば、一日でも早く臨戦態勢を整えることが必要であり、政党内部で論戦するよりも体制を整え外に打って出るほうが得策だという判断は大いにあり得る。

方や自民党は賑やかだ。麻生氏だけではなく、与謝野氏、小池氏、石破氏など次々に手を挙げるようだ。しかし、実際には麻生氏の一人勝ちではないか、事実上、福田総理から麻生氏への禅譲が約束されているのをカモフラージュするため、あえて当選する可能性のない人たちが我も我もと立候補を目指しているようだ。しかしこれでは白ける。
自民党は3年前の小泉ワイドショー劇場型の総選挙を狙っていることは間違いないが、当時とは様相が違うし、国民も一度、小泉郵政解散でだまされたことに気がついているので、そう何度もだまされるとは思えない。また我々もだまされないように注意を促すし、小泉総選挙の時のような郵政民営化賛成か反対化のシングルイシュー解散にはなりえない。それだけ現在ではあまりにも課題が多すぎるし、国民が生活苦しいと訴えているからである。

さて小沢代表三選が決まった以上、いよいよ熊本県連もいっせいに臨戦態勢をとっていく。県連代表としての私の責任も重大だ。




2008年8月29日

新党の結成に怒る

8月28日の報道によれば、民主党の渡辺秀央、大江、姫井参議院議員が民主党を離党して、無所属の荒井参議院議員と松下参議院議員と合計5人で新しい「改革クラブ」を結成するとのことだ。
いささか驚いたが、民主党の3人は通常国会での3人の様子を見ていてあり得るとは思っていた。正直言うと、渡辺氏、大江氏はあり得ると思っていたが、姫井由美子氏はあまり考えてはいなかったので、多少は驚いた。
しかし、この3人は私からみると「変な人」の部類に属する。

正直言って渡辺氏や大江氏は議員経験は私よりも上であり、渡辺氏に至っては郵政大臣経験者である。そうした人が今になって何故離党して新党を結成するのか、何の目的なのか分からない。
もともとこの二人は道路特定財源の一般財源化に反対の意見を持っていたし、与党議員に混じっては、民主党を堂々と非難する発言をしていたし、本会議の投票行動でもいわゆる造反をして、党から一定の処分を食らっていた人物である。私自身、お二人がどのような政治信念を有しているのか理解に苦しむ。なんだか民主党を適当に引っかき回しているような気がしてならない。
そして姫井氏も片山虎之助氏を破ったことで有名になったが、その後不倫騒動が発覚したりして、これまた民主党参議院議員のなかでは浮いていた感じがする。民主党の女性参議院議員にはなかなか優秀な議員も多いのだが、そうした女性議員の中でも浮いていたようだ。
何を目指して議員になったのかもよく理解できないから、やはり変な人の部類だ。

私は今回の3人の離党でもさしたる影響はないのではないかという気がしている。しかし、世間がどのようにみるかがより大事だ。現に、今日挨拶回りなどしていたら、支持者の中にも「民主党を応援しているのに、いつも上向きになったときに何か問題を起こすのが民主党だよね」、「この大事なときになんで分裂するんだ」などと何人からも言われ、弁明に終始することもあった。案外、民主党に期待している人ほど、今回の分裂にガッカリしているのかもしれない。

こうしたまとまりの問題はいつも民主党に対して言われることであるが、これからも陰に陽に様々な攻撃もかけられるであろう。しかし攻撃がかけられると言うことは逆にそれだけ民主党に対する警戒もあるし期待もあることの裏返しであろう。
こうした入党や離党は繰り返されることではあるものの、第2弾が起きないように情報の交換や結束を図ることが大事だと痛感している。




2008年8月17日

人間ドック入り

8月13日は妻と一緒に1日人間ドックでした。1年に1回はドック入りをしているのです。以前は日赤熊本病院でしたが、最近は自宅近くにある済生会熊本病院でお世話になっています。
今回は朝から昼過ぎまでのコースでしたが、今年は久しぶりに大腸のカメラ検査も実施しました。結果は特段の問題なしでしたが、例によって血圧が若干高めで、担当医師からは運動をすること暴飲暴食をさけることなどの指導がありました。ただし、以前から善玉コレステロールは値が非常に良いとか、肺活量も40歳代とかで、もしかすると高校大学と陸上部で運動してきたことが良かったのかもしれません。

大腸検査ではお尻からカメラを入れての方法でしたが、以前よりはカメラがより小型化して性能が高くなったのでしょうか、あまり痛みもなくあっという間に終了。そう言えば胃カメラも鼻からカメラを挿入する手法でしたが、これまた以前、口から無理やり入れられて、喉のところが入りにくくて往生したこともありましたが、鼻からの挿入はずっと楽です。これまた胃カメラも小型化しているのでしょう。
人間ドックでの機器でも医学の進歩に合わせて性能が良くなっているのが分かります。まあこうしたドックでいろいろと検査してもらうと、特段の問題なしで少し安心する側面と、やはりもっと運動しなければならないなとかもう少し酒の量を抑えようという思いとが交錯するものです。しかしこうした思いの交錯も毎年のことです。
いずれにしても健康面では特に問題なく、まだまだ頑張れそうとの思いも深くしました。




2008年8月 5日

福田改造内閣は見かけだけ重厚

8月2日に福田内閣の改造が行われた。麻生太郎さんが自民党の幹事長に就任し、閣僚もほとんどの派閥の領袖が占めるなど派閥のバランスを考え、挙党一致内閣の様相だ。この意味では重厚な改造内閣といえる。
面白いのは、この改造内閣に対する世論調査の結果だ。内閣支持率については、朝日新聞では24%、読売新聞では41%、熊日などの共同通信では31%とバラバラ。

これまでもどちらかというと、読売は政府与党寄り、朝日は厳しい評価という傾向が強かったが、今回はいささか極端にその傾向が現れた。だから改造の効果についても、読売ではかなりの効果があったと評価し、朝日では効果はないという評価だ。どちらが正しいかは分からないが、実際には中間値をとる共同辺りか。

私の感想では、今回の内閣改造は派閥の領袖があまりにも前面に出てきており、従来型の自民党の派閥の雰囲気がプンプンする。結局、福田政権の強化にはあまり繋がらないし、内閣改造をしてもそのまま福田総理の思惑通りの形で政権運営することは非常に厳しいのではないかと考える。
やはり年内11月解散で、12月総選挙という路線にまっしぐらではないか。

結局、福田総理は嫌がるであろうが、追い込まれた改造に加えて追い込まれた解散につながっていく可能性が高い。

来年初旬の解散総選挙という噂もあるが、そうはならないと思う。来年はもう既に選挙を終え、新しい体制で国民のための予算審議を念頭からやらなければなるまい。




2008年7月 16日

党パーティは大入り満員

7月14日午後6時から東京のホテルニューオータニで民主党10周年記念パーティが開かれ参加しました。
当日は朝一番の飛行機で熊本から上京し、原爆対策チームの会合、水俣病対策チームの会合などを行ってからニューオータニに向かいました。水俣病対策チームでは法制局の皆さんとも交えてかなり良い議論ができたように思いました。

ニューオータニでの民主党パーティはまさに大入り満員で、それこそ立錐の余地もないくらい参加者があふれかえりました。聞くところによれば4千人とも5千人とも言われて、うれしいことです。
私は大学時代の同級生らを何とか見つけ出すことができて幸いでした。しかし、あまりの暑さで息苦しくなり、小沢代表の挨拶の後、乾杯するところで退席しました。その後は大学時代の同級生らと2次会に行って楽しく懇談しました。

大学時代の同級生らですから忌憚のない意見も聞くことができました。
ある友人は、「多くの聴衆は皆小沢代表を見に来ているのだから、もっと早く小沢さんを登場させた方が良かったのではないか。」、「歌を歌う歌手も登場していたが、あれは無駄だね。みんな歌を聴きに来たのじゃないよ」、「乾杯まで1時間は長すぎるよ。」などと率直な意見が出て、これまでありがたく拝聴しました。
党本部にもしっかり伝えなければなりませんね。

さて、15日は朝一番で東京から熊本に帰り、いよいよ明日からは1週間の中国訪問です。今回は大連、瀋陽、長春らの満州を中心としています。
瀋陽の遼寧大学では、最近の日本の政治の動向について講演することを予定しています。聴衆は同大学の日本研究家の皆さんだそうで、楽しい講演になるよういささか私も期待しています。
さてどのような中国訪問になりますやら。中国訪問の成果はまたホームページでご報告いたします。




2008年7月 6日

熊本は梅雨明け

 今日7月6日、九州北部地方に梅雨明け宣言が出されました。
そういえば、今日も朝から出歩いていて、空がどうも梅雨空ではないな、雲の中には入道雲のようなものも見られていたので、梅雨明けも近いかと思っていたらやはりでした。
いよいよ本格的な夏を迎えました。私自身は、夏は嫌いではありません。しっかり汗をかいて、そのあとシャワーでも浴びることができればさっぱりしますので清涼感が増します。その後さらにビールでもあれば最高ではないですか!

 今日はお昼に玉名市内で主に天水町の支援者の皆さんとのミニ国政報告会でしたが、その前、朝から後援会事務所で、引きこもりの家族会の会長さんとの相談がありました。
引きこもりの相談は、これまでそうした例があるとか、知り合いの方の子供さんがどうも引きこもりらしいという話は聞いていましたが、実際にいろいろと詳しくお話を聞くのは初めてでした。

どちらかというと、引きこもりって病気なの?それとも性格的な問題なのか、はたまた極端に言えば単なる怠けなのか、などいろいろなイメージを持っておられる方々が多いのではないかと思いますが、家族にとってはとても深刻な問題なのですね。
引きこもりの程度やその内容なども様々のようですが、単なる怠惰では済まされない大きな問題があるようです。

引きこもりについてはどのような対応が可能なのか、政治は何をしてやれるのか、分からないことだらけのような感じですが、今日のお話を聞いて、少しずつでも応援していきたいという思いになりました。
だからといってあまり急ぎすぎてもいけないし、引きこもりになった人に対していきなり社会の中に引っ張り出すのもどうかと思うし、単に頑張れと言うのもどうかと思うし、対処の仕方は単純ではないようです。でもマイペースとスローライフを大事にして、こうした感じで少しずつでも接していってあげれば良いのかもしれないと感じたものでした。

昨日は、菊池養生園の竹熊先生とご一緒の勉強会でしたので、竹熊先生のことを思い出し、いろんな悩みを持つ方々と一緒に土いじりも悪くないなと思いました。