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◆松野信夫、熊本を語る

2006年9月19日付メッセージ


いま熊本の三大問題は・・・

 熊本県のホームページを見れば、その答えが分かります。
  @新幹線くまもと創り   A水俣病   B川辺川ダム、 ですね。

 5年後に予定されている九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を契機として、その効果をいかに最大限発揮させるかが問われています。
全線開業すれば、時間短縮効果によりマーケットの拡大や観光客等の増加が期待されますが、他方では、福岡や鹿児島にイイとこ取りされて熊本は単なる通過点に落ち込んでしまう心配もあります。

 水俣病や川辺川ダム問題は長い歴史のある問題です。
水俣病は公式確認50年になり、川辺川ダムは計画発表から40年です。水俣病はいまだに4000人以上もの被害者が認定申請をしているし、提訴している原告も1100人を超えています。こうした被害者の人権をしっかり回復していけるような熊本にしたいものです。

 また川辺川ダムは、「箱もの」大型公共事業によって地域を支えようとした時代の遺物のように思われますが、行政がいったん決めたことは時代の要求に合わなくなっても前例踏襲するものです。水俣病も川辺川ダムも根本の問題提起は同じです。

 

熊本の未来は・・・

 日本は昨年2005年から人口が減少する時代に突入しました。熊本も人口が減ってきますので、様々な場面で新しい問題が発生するでしょう。
人口統計では25年後の熊本では、熊本市こそ人口は横ばいですが、その他の市町村では10%〜20%減少すると予想されていて、特に田舎の人口減が激しいと予測されています。

 人口減少時代を迎える熊本は、どのようにして暮らしやすい町つくりをしていくべきでしょうか。
お役所任せではなく、若い人たちこそ町つくりに積極的な発言が求められます。
これからは、NPO、NGOその他の様々なボランティ精神が発揮できるような環境つくりがキーポイントだと思います。

 

松野が目指す熊本は・・・

 いま水俣市では、環境を大事にした町つくりを進めていて、何と22種類のゴミの分別をしていますが、市民の間に定着しつつあります。こうしたリサイクル運動を熊本全体に広げ、熊本は全国に誇れる環境県にしたいですね。

 そして地産地消をさらに進め、農林漁業を活性化することで自然が豊かで美しい自然県にしたいですね。いま社会全体がギスギスし始めていますので、人間は謙虚に自然に学ぶ姿勢が必要ではないでしょうか。

 ニートやフリーターなどの若者を中心とした諸問題はますます深刻化していますが、こうした問題についても、個人責任の原則で頬被りで済ますような無責任行政ではなく、ゆっくりと各人のペースに合わせたやり直しができるマイペース県にしたいですね。